探究活動「館女学」

総合的な探究の時間とは

 「学校の特質を生かした、各校ごとの自由な活動から、今後の生き方や社会のあり方について自分たちで考え、答えを出す」科目です。「課題設定」、②「情報収集」、③「整理・分析」、④「まとめ・表現」の4つの流れの中で、学校の特質を生かした活動を通して、自己の生き方・社会のあり方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための力を養っていきます。

 館女では、2019年度(令和元年度)から独自の年間計画により「館女学」に取り組んでいます。

「館女学」とは

 2019年度(令和元年度)に、総合的な探究の時間「女性学」が誕生し、5年間実施してきました。「女性学」では、現在も根深く残っている「女性としてこうあるべき」という社会通念に縛られることなく、一人一人がその可能性を開花させ、自分の人生を自分で選択して生きていくための授業を行ってきました。
 2024年度(令和6年度)からは、ネーミングを「館女学」に改め、館女オリジナルの「館女生の生き方探究~館女の女性学~」を実施していきます。自らと他者の幸せが保障された、よりよい未来・社会を実現するために、アカデミック・スキルを学び、現代社会の諸問題に対する分析力、対応力を伸ばし、自分しかできない探究活動を通した社会提案を行う予定です。具体的には、講演を聴いたり、それを基に自分でより深く追究したり、生徒同士で話し合ったりして、課題を見つけ、解決策について考えます。さらに、レポートにまとめ、プレゼンテーションによる発表を行います。

館女学実行委員による外部発信イベントについて

 昨年度の館女学実行委員による外部発信イベントです。館女学実行委員は、普段の授業だけでなく、学校外での活動も多く、枠にとらわれない幅広い分野での活動が行われています。

①中学校訪問:館女学実行委員が直接近隣の中学校を訪問し、館女学の魅力を伝えに行きました。

➁館女まつり(無料映画祭):SORANOMONシアターさんやケーブルテレビ・館林さんとのコラボを果たし、映画の上映をメインとして子供向けのイベントや地域紹介を兼ねたクイズ大会などを実施しました。

③館林みらい会議:館女学の活動を通して他校との意見交換や活動報告などを行いました。館林高校とは春・夏・冬の3回にわたって地元・館林をよりよくするための「館林みらい会議」を開催しました。

「館女学」3年間のスケジュール概要