3月3日(月)、春雨に見舞われる中、第77回卒業証書授与式が行われました。
厳粛な雰囲気の中、左胸に美しいコサージュを着けた卒業生194名が、担任に率いられて入場するところから始まります。卒業生代表・飯塚紗唯さんに卒業証書が授与された後、PTA会長や同窓会長から心温まる祝辞を頂戴しました。






前生徒会長・市川椿姫さんによる答辞では、充実した高校生活の思い出や周囲の方々に対する感謝の気持ちが伝えられた後、卒業生全員でYOASOBIの「ハルカ」を歌いました。この演出は、当日まで教職員に知らされていない“サプライズ”で、卒業生は溢れる感謝の気持ちを歌に載せて表現しました。




式の終盤になると、多くの卒業生が涙を流しながら校歌を歌っていた姿が印象的でした。
最後は大きな拍手に包まれた卒業生の退場。今度は入場とは異なり、担任に率いられるのではなく、卒業生だけで歩きます。これには「卒業証書を手にした時、教職員が果たす役割は終わる。これから先の道は、卒業生自身が切り拓いていく」という意味が込められています。
巣立っていった卒業生194名の皆さんの、今後の人生が幸せで充実したものになることを祈っています。



