大学入学共通テストが終了した後の期間、3学年では教科の枠を超えた横断的な学習の取り組みが行われました。
例えば、国語科と英語科の教員によるコラボレーション授業においては、小学校の国語の授業で学習した『スイミー』を英語の原文で読んでみたり、『ごんぎつね』の英語版に触れてみたりする中で、日本語と英語の表現の違いを比較し、翻訳活動に挑戦してみました。
今回、写真で紹介するのは、地理歴史科(世界史)の中井健太教諭と芸術科(音楽)の木村友希乃教諭によるコラボレーション授業です。チャイコフスキー作曲の「序曲『1812年』変ホ長調 作品49」の曲中に、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が取り入れられていることに触れながら、フランス革命からナポレオン戦争に至るまでの歴史を振り返りました。タブレット端末を使用しながら、曲中に聞こえる「ラ・マルセイエーズ」が、どのような情景を表現しているのかを想像しつつ、現代の社会情勢と芸術とのあり方について意見を述べ合いました。



